「創造は、この世でもっとも偉大な反逆である」 OSHO
創造はあらゆる条件付けを外すということ。
創造は、あなたが自分の道を発見することです。
他でもない「わたし」が「わたし」を生きるということ。
ハートから、その一歩をはじめるということ。
それは、いつの時代も「反逆」なのです。
あなたがあなたを模したパーマンのコピーロボットと入れ替わったとして。
その入れ替わりに氣がつく隣人はいるでしょうか?
74億の隣人は氣づかないかもしれません。
それでも、たったひとり、「わたし」だけは必ず氣づくでしょう。
きっと、その「わたし」の本質とは、
誰でもなることができれば、誰でもないこともできる存在です。
「わたし」自体は、それが誰であるか(コンテンツ)の中のどこにもいない、ということです。
それはコンテンツの外にあるコンテクスト。
コンテンツは、
向かうゴールや、人生の目的や、目標達成。
それらがその存在の「内容」をかたちづくっています。
その「内容」に到達すること自体は、コピーロボットにも可能です。
そう遠くない将来、NASAも研究している量子テレポーテーション技術が実現されて、自分のすべての情報をコピーできるようになったとします。そうやって複製された自分は、自分のあらゆる記憶と、あらゆる身体的特徴をそのままコピーしています。両方の自分はそっくりで、とても見分けがつくものではありません。
それでも「わたし」だけが、こちらが「わたし」であると氣づいているはずです。
「わたし」とは、他の何にも還元できない存在です。
私にしかできないことは、「わたしの人生を生きること」に他なりません。
それはコンテンツにはありません。
「わたしの人生を生きること」とは、その内容のどこにもありません。
ですから、これは「わたしの人生という内容を生きること」とはちがいます。
不思議なことに、それは他でもない自分以外の、何者にも実現できないことです。
その力を僕はこう呼びます。
パーソナル・パワー。
それは、人生の内容でもなければ、その人生の登場人物ですらありません。それがコンテンツに関わることでしたら、コピーだって同じコンテンツを実現できてしまうのですから。
君よ、ハートの反逆者たれ。
自分を変える旅から、自分に還る旅へ。