タオ。
去年、易経をもとにしてデザインしたTaoTaoカードができたとき、よく聞かれたことがあります。
なぜ「タオ」ではなく、「タオタオ」なの?
その度に、なんとなくってテキトーに答えていたんだけれど……
TaoでなくてTaoTao。
その名には僕の想う、易の真髄がこめられています。
タオタオ、この理由はこちらの新刊を読んだら、すっかりすっきりわかるはず!
……たぶん。
『ラブ、安堵、ピース』
東洋哲学の原点 超訳「老子道徳経」
著:黒澤一樹(黒斎さん)
今月22日の発売だそうです。
実は、前にアウルズ・エージェンシーさんにTaoTaoカードを持って行ったときのこと。
なんと、黒斎さんが老子道徳経の超訳をしているよ、というシンクロニシティがありました。
「なぬ!よみたい!!」
そこで、そのとき書かれていた数枚の原稿を読ませていただいたのですが、それをサッと読ませていただいただけでも、思わず唸るような絶妙の表現でタオが表現されていて、ずっと出版を楽しみにしていたのです。
タオの概念はとてもシンプルがゆえに。
解釈がとても難しいともされています。
ってか、これ「解釈を固定するなっ」てことだからね。
誰かが「わかった、つまりこういうことね!」となった時点で、タオの本質からはどーしようもなくズレてしまっているわけです。
この本、その深遠で微妙な、つかみどころのない視点を、とてもわかりやすく超訳されていて、この世界の仕組みがすっかりすっきり見渡せるようになっています。
「タオって何さ?」という方も、きっとこの本を手にしたら、わかりやすくてスイスイと読み終えることができると思います。そして、その後は手元に置いて、じっくり一生をかけて読み返すことができる、奥深い本になっていると思います。
ぜひ、手に取ってみてください。
するとこう思うはずです。
「なんだ、大切なことは2500年も前に老子が語り尽くしているじゃないか」
自分を変える旅から、自分に還る旅へ。