クラウドアトラスの話。
「昨日になんて戻れないわ、だって私は昨日の私と別人だもの」 アリス
I can’t go back to yesterday, because I was a different person then.
先日、クラブのメッセージでふれた
『クラウドアトラス』という映画。
『マトリックス』を製作したウォシャウスキー兄弟、そして現在は姉妹、当時は姉弟だったかな? が監督なさって話題になりました。
いくつかの時代を超えての輪廻転生を追った まさに! パラレルストーリーで、過去に生きた人生で起きた出来事がその後の未来の人生に影響を重ねていくという壮大な物語です。過去世ではどうしようもなく悪人だった人が、今回は善人やってる、みたいな重なり合いも面白いです。
で、最後の方ですね。
明らかに未来世が過去世に影響を与えている描写があるんですね。
あれ?
原因と結果、因果というのは必ずしも
過去 → 現在 → 未来 というリニアなものではないのかもしれません。
もしそうだとしたら、この意味において、過去世も未来世も、今現在の自分です。すべてがパラレルにつながっています。この物語の中での時間軸、過去と現在と未来は、最終的には、思考の単なる説明原理に過ぎないのかもしれません。
「易」という言葉は英語で「チェンジ」と訳されるんだけど…
マッキー勝手訳では「バリエーション」と訳すこともあります。
つまり、ですね。
あなたの過去・現在・未来……探し続けていた
クラウド・アトラス(雲の地図)を描いていたのは、いったい誰なのでしょうか?
そして、これまで必死に探していた光源は、いったいどこにあるのでしょう?
その光源は……
パーソナルパワー。
自分を変える旅から、自分に還る旅へ。