何件かメールをいただいていたので、もう少し話した方がいいと思って収録したビデオです。
まず、こちらを再生してください。
ここではドリーン・バーチューさんがイエスと出会った神秘体験から、これまでのオラクルカードやエンジェルリーディングをやめて、過去の出版物も絶版にしてほしいと出版社に依頼した件をもとに話しています。
まず、潜在意識の深くにダイブしていると様々な出会いがあります。
ここでは2種類の出会いについて話します。
そこでチャネリングがはじまったりもします。
僕がイメージとして持っているのは『もののけ姫』に出てくる木霊(コダマ)のような感じで、波長が合っていないだけでどこにでもこんなふうにいっぱい存在しています。
言語レベルの領域
こんなことを書けば頭がおかしいと思われるかもしれませんが「ワタシハ宇宙人ダ」みたいのはいっぱいいます。その言葉には未だ人間が解明できていない宇宙の仕組みについての話もあり興味深い叡智であふれています。そして彼らは耳を傾ける者に積極的にアクセスしてくるのです。
もちろん、こうした存在は地球人と同じで、色々知っている物知り存在もいれば、いかれた存在もいます。そのメッセージを参考にしても、その存在を崇拝したり、自分の外側に拠り所を求めてしまうとズレていってしまうのは当然のことです。
『もののけ姫』では主人公アシタカが「好きにさせておけば悪さはしない。森が豊かなしるしだ」と言っています。相手は自然であり、ほんと好きにさせておけば良いのです。
もうひとつ、これはまた別次元のこととして。
潜在意識にダイブしていると完全に次元のちがう圧倒的な存在に出くわすことがあります。これは、かなりレアな存在で巨大なシシ神のようなものです。
やばっ
目が合った瞬間に全身を撃ち抜かれます。
非言語レベルの領域
圧倒的な存在に直面すると、自分が消滅します。
その瞬間に僕たちは神託・天啓・神のおつげを受け取ることがあります。
しかし、よーく意識の動きを観察してみると崩壊しそうになった自我が暴走して、脳内で創り出した言葉がほとんどです。
というのも、次元を超えた存在は、人間に特に興味がないし言葉で何かを伝えるということもありません。
その存在はこちらの興味に一切関係なくアクセスはしてこないものの、出会った瞬間にこれまでと次元のちがうホンモノだとわかるし、別の表現でいえば自分自身の別次元の姿でもあることがわかります。
言語化も視覚化もしにくく、おそらく自分の脳内にある神に近い姿でビジュアライズされます。
この経験をすると「すべてがわかった」領域に意識はアクセスするので、世界に語り継がれる様々な情報がこの意識状態で導き出されたメッセージであるということが瞬時に理解できます。
すべての宗教のソースはここなんだ……と。
こうした状態で受け取ったメッセージには実は、メッセージを与える側が存在しません。
受け取る側が、極限の意識の中で、導き出した、ひとつの答えなんです。その体感から、すべてのメッセージは自分で創り出していきます。言語化のすべては他でもない自分が担っているわけです。
ですから、言葉にしちゃうとそのメッセージはすごく変なことだったりします。つまり、歪んだメッセージを受け取ることもかなり高い確率であるということです。
その邂逅から、人生を大きく変えていく人は多い……というか、例外なく全ての人の人生がまるっきり変わります。過去の自分の取り組みは小さく見え優先順位は書き換わります。
再構築された自分を見て、生まれ変わった、そう感じる人は多いでしょう。
その再生のきっかけは神でも何でもなく自分です。
けれども、そこには圧倒的な神秘体験がともないます。そのとき受け取ったメッセージは誰かに教えてもらったことではなく自分の神秘体験そのものです。すると、受け取った側は「神様の声が聞こえた!」と確信します。それはまぎれもない真実に思えます。実際、すべて真実です。
それから、誤解を深めると、その体験にこだわって、執着し、妙な特別感を持ちがちです。
私は選ばれた存在だ、絶対的な真実に出会った、私はついに到達した、そうやって、のめりこんで炎症を起こすほどに「かぶれ」てしまうことがあるのですね。
すべては自分と出会うプロセスです。
自分を変える旅から、自分に還る旅へ。