パラレルシフト

前と後、左と右。

『フラットランド』

次元についての解説部分で、こんな疑問について解説しています。

「鏡の向こう側の左右は反転するのに、上下が反転しないのはどうして?」

この疑問の答えは、とてもカンタンです。

そもそも、上と下が反転していないように、

べつに左右も反転していないんです。

鏡の世界

昔、スーパーマリオ(とルイージ)が活躍するゲームに熱中しました。

ゲームの中のキャラクターは2次元です。このゲームの世界も2次元です。

基本的に、主人公は左から右に向かって進んで行きます。

しかし、ちょっと待ってくださいよ。

彼は、前と後ろに進むことはできます。でも自分にとっての右にも、左にも行けません。彼にとっての右側には、なんと、彼を操作している僕がいます。ちょっとだけ彼が右に「振り向く」ことができれば、そこには僕がコントローラーを握りしめ座っているはずです。

彼は僕に見られていることを知らずに、一生懸命にクリボーをジャンプで飛び越えています。

彼にとっての高次元の世界とは、彼から離れて、ここではないどこか遠くの場所にあるわけではありません。そのランドは、いつでも彼のすぐとなりにある空間です。それはすでにずっと接していのたものです。

あなたが今現在、あなたの頭の中のイメージの及ぶ範囲で考えている、ごく当然にも思える自分自身。その姿すら、この限られた世界で認識されている、ほんのわずかな自分の断面、そのひとかけらなのかもしれません。

フラットランド―二次元の世界から多次元の冒険へ

『フラットランド ― 二次元の世界から多次元の冒険へ』

自分を変える旅から、自分に還る旅へ。

ああ、僕らは2次元人。

フラットランド―二次元の世界から多次元の冒険へ

フラットランドとスペースランド。

度胸星の思い出。

ABOUT ME
マッキー
牧野内大史(まきのうち ひろし)作家、コンサルタント。著書に『人生のシフト』(徳間書店から)スピリチュアル翻訳者として著名な山川紘矢さん 亜希子さんご夫妻 あさりみちこさんとのセッション本(ヒカルランドから)や、監修翻訳を担当した『ソウル・オブ・マネー』(リン・ツイスト著)等がある。2014年にIFEC(国際フラワーエッセンス会議)に日本人ゲストとして登壇した。長野市在住。