パラレルシフト:宇宙を書き換えてしまう選択の話。

今日は新月ですね。

下記はこちらのビデオを見てから読んでください。

★ フラットランドとプラトン哲学のイデア論から見たアドヴァイタ(梵我一如、またはノンデュアリティ)
https://www.youtube.com/watch?v=AZ2M1fXRiuU

ここで話しているパラレル宇宙の考え方には大きくわけると2つあります。

・別の宇宙(世界)は遠くにあるように見えて(レベル1、2)
・実は、すぐ近くにあるようです(レベル3、4)

レベル1と呼ばれる考え方では、今の自分の10の(10の118乗)乗メートル先に、自分のもうひとつのバリエーションが存在すると計算されています。これは数学者であり物理学者のマックス・テグマーク博士の計算です。そこにはこの場所と同じような素粒子の並びをしている世界があります。宇宙をずーっとずーっと遠くまで旅していれば、いつかこの宇宙とそっくりの場所があって、その中には自分とそっくりの、同じ名前で同じ人生を歩んできた人間に出会うということです。レベル2はインフレーションが永久に続いているというアイデアで基本的には同じです。

次のレベル3、4ではマルチバースの捉え方として、

目と鼻の先に別の宇宙がある。

と考えます。

もし、ブレーン(膜)宇宙論が正しかったとしたら、3次元の世界を2次元のフラットランドとして考えることができます。

2次元には厚さというものがないので、例えば、厚さ0.1ミリの紙っぺらに、2次元宇宙は理論上、無限に入れ込むことが可能です。同じ紙の中に、まったく別の世界が重なり合っているような状態になります。すぐ近くにあるどころか、それは ここ にあるのです。

しかし、目と鼻の先にあるのに、なぜ見えないのか?

それは僕たちの身体をつくっている素粒子や、光の素粒子である光子などがブレーン(2次元のフラットランド)から離れられないから、と考えられています。超弦理論の「ひも」の両端が世界の膜にひっついているんですね。だから僕たちの物質的な目は、すぐとなりにある別の膜には氣づかないのです。

ときに、スピ系では「宇宙のすべての運命が決まっている」と考える人たちもいます。

この辺りはちょこっと僕や翻訳家の山川紘矢さんたちのトークセッション本の『なんだ!こんなふうに生きればよかったのか』でも触れていました。紘矢さんがおっしゃっていた「自由意志と運命」の部分で、とても明快な答えを出してくださっています。

この本で語られている話、フラットランド的には

矛盾はまったく矛盾せず。そのまんま正しかったりします。

つまりですね。

起きることはすべて「あらかじめ決まっている」のです。

一方で、

ただその「バリエーションが無限に存在する」のです。

あらかじめ決まっているのだけれど、決まっているものが「ひとつ」ではなくて「たくさん」ある。

では、別の運命(別の宇宙)に移行するにはどうしたらいいのか?

レベル1と2の答えは、

「じゃぁ宇宙船に乗って10の(10の118乗)乗メートル移動してください!」

となります。

なんじゃそりゃ。できるかっ。

しかし、レベル3以降での答えは、

「その世界はあなたの目と鼻の先にあるんだよ」

となるんですね。

ここでのキーワードは「選択」です。

選択とは、その意味において、移動です。

それこそ、10の(10の118乗)乗メートル移動してしまうほどの、大移動です。

もしかすると、多くの人にとっての選択のイメージは、誰かがわたしに「Aを選択しろ」といっているときに、あえて、わたしは「Bを選択する」ことを選んだ。そんな感じかもしれません。流れにのっているときは自由意志はなく、流れに逆らっているとき だけ 自由意志が発動しているような感覚。抵抗や反発こそが自分らしく選択している実感として、経験するかもしれません。

でも、本質的な選択とはもっと自然なものです。

例えば、カフェに入って

「コーヒーにしようか? それとも 紅茶にしようか?」

選択するとき、その選択は確実にあなたの未来を変えます。

だって、コーヒーを選べばコーヒーを飲むことになるし、紅茶を選べば、やっぱり紅茶を飲むことになるからです。ここで当然ですが、この選択には宇宙を完全に書き換えるほどの大きな影響があります。うーん・・・ちょっと宇宙にまでスケールを拡げてしまうと納得いかないかもしれないので、もう少し小さなストーリーにしますね。

コーヒーを選べば「ブラジルから豆を持ってこい!」って選択ですし、紅茶を選べば「スリランカから葉を持ってこい!」って選択ですよね。

別にそれらはあなたのため「だけ」に運ばれてきたわけじゃないけど、あなたの選択によって、結果、あなたの口の中にブラジルで育った豆が入るのか? それとも、スリランカから運ばれた茶葉が入るのか? 明らかにそれは変わります。そのプロセスにおいて1万メートルの距離だけでなく、そのお店とそのお店に関わる人のあらゆるプロセスが変わります。

関係性が選び出された瞬間。すべてが変わります。あなたが選んだ「その未来の実現」には、とてつもないエネルギーが内包されています。そんな話は大げさに聞こえてしまうかもしれません。だから、日常において意識されることもありません。

きっと、あなたは何も苦慮することなく、それが当然のごとく、とてもナチュラルに

「コーヒーを一杯いただけますか?」

すっと、軽やかに選択しているはずです。

その瞬間、この宇宙は書き換えられました。

よって無数のパラレル宇宙から、そのひとつが浮上します。

選択は苦しいことでも逆行することでも努力することでもありません。

それは一瞬のひらめきのように、鮮やかで透き通ったものです。

そして、あなたは10の(10の118乗)乗メートルの宇宙旅行を経験します。

自分を変える旅から、自分に還る旅へ。

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牧野内大史(まきのうち ひろし)作家、コンサルタント。著書に『人生のシフト』(徳間書店から)スピリチュアル翻訳者として著名な山川紘矢さん 亜希子さんご夫妻 あさりみちこさんとのセッション本(ヒカルランドから)や、監修翻訳を担当した『ソウル・オブ・マネー』(リン・ツイスト著)等がある。2014年にIFEC(国際フラワーエッセンス会議)に日本人ゲストとして登壇した。長野市在住。