タオタオカードはTaoTaoプロジェクトクラウドファンディングにご賛同いただいた281名様のサポートによって制作されました。サポーターのみなさんそして、何かのご縁でこのカードを手にしてくださったあなたに深く感謝いたします。ありがとうございます。
※ 以前のカードは2025年の冬至に合わせてリニューアルされて販売スタートする予定でいます。
↓ 初回特典でお送りしたCDの内容をこちらでお聴きいただけます。
Youtube 視聴ページ
↓ カードのメッセージをこちらからダウンロードできます。
TaoTaoカード解説書(PDF形式)
易をもとにしたカードの制作は、僕(牧野内)がコンサルタントをしながらずっと温めていた企画です。けれども、いつか準備できたら……などと考えているうちに、長い時間が流れていました。そんなとき、あるきっかけが訪れたのです。
それは3年ぶりにロサンゼルスの講演会に呼ばれたことでした。日本が人類にとっての東の果てだとしたら、カリフォルニアは西の果てともいえます。東から西へ渡り、この地のダイヤモンドのような知恵の結晶を運び届けることに、胸にすっと入ってくる、きらきらとしたインスピレーションがありました。
ハートで感じた瞬間が、動くとき。
早速、デザインに取りかかり、できたのがこのTaoTaoカードです。
急遽の制作だったため試作品が工場から届いたのは旅立ちの直前でした。ロサンゼルスではじめてカードを体験していただく方が現れたのは講演会が終わって懇親会でのこと。多くの方がカードに興味を持ってくださり、ある女性(仮にAさん)が代表してカードを体験してくださることになりました。
カードから答えを受け取るためには、まず、問いを明確に立てることが大切です。問いが具体的で、はっきりしていればいるほど、答えも明確に受け取ることができます。そのように解説し、問いを決めていただきました。その時は、あえて問いの内容を聴かないままカードを引いていただきました。
僕は選び出されたカードに関しての解説を淡々と行いました。ふと、Aさんを見ると、何かを感じ入っているようで、静かに涙を流されながら、うんうんと頷きながらカードからのメッセージを聴いていらっしゃいました。
このとき出たカードは、易経64卦で64番目の「未済」を示すカード。易の一番最後は、なんと、ゴールや完了、終わりを示す卦(か)ではありません。易という物語のエンディングは「はじまり」で終わるのです。
それから、しばらくAさんのお話をお聴きすると、実は、この講演会の少し前にとても大きな出来事があったそうです。それは、ずっと彼女が続けてきたビジネスを閉じなくてはならない状況になってしまったこと。これまで熱心に取り組んできた大切な仕事を突然失い、これからどうしようかと考えていたそうなのです。
そのときのカードが「opened」。それは、目の前にドアが開いたイメージ。ひとつの物語が終わりを告げて、新しい物語のはじまりを暗示しています。しばらく涙を流しながらご自身の物語を語っていた彼女は、最後にはすっきりした顔で、実は以前から新しくやってみたいことがあったのだと力強く話してくださいました。
それから日本に帰国した後に、Aさんからのメールが届きました。その文面からはAさんが自分のずっとやりたかったことに取り組みはじめ、新しい一歩を踏み出している姿が伝わってきました(Aさんの許可をいただいてお話をシェアします)。
もし、あなたが問いを明確に立てて、カードを引けば、きっと、そのタイミングにぴったりのメッセージを受け取ることができるでしょう。ときにそのメッセージは、ずっと見ないようにしていた新しい可能性かもしれません。あなたの内側で否定し続けてきた、本当はずっと氣づいていた真実かもしれません。
その卦に解釈や判断を手放して、ただ受け取ってください。これが今この瞬間に自分が引いたカードなのだ、そのまま受け取ります。すると、きっとあなたのハートで感じる何かがあるはずです。面白い体験があれば、ぜひ僕にもシェアしてくださいね。
TaoTaoカードを通しての体験を楽しんでいただけたら幸いです。
TaoTaoカードを初めて公開したのがロサンゼルス講演会。
翌日、ルート66をドライブしてバグダッドカフェへと行ってきました。その時の映像です。








