そりゃあ、退屈でも当然だろう。
景観も歴史的な作品も、肖像画、花、静物画、あらゆるものが1本の線で、違いは明るさと暗さの度合いくらいなのだから。
ずっとそうだったわけではない。歴史が正しく伝わっているのなら、かつて遠い昔、6世紀以上前には、私たちの祖先の生活には輝かしい色があった。ある人物が、この人物は五角形で名前は諸説あり、その彼が偶然にも色を作り出す成分と方法を発見した。
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そりゃあ、退屈でも当然だろう。
景観も歴史的な作品も、肖像画、花、静物画、あらゆるものが1本の線で、違いは明るさと暗さの度合いくらいなのだから。
ずっとそうだったわけではない。歴史が正しく伝わっているのなら、かつて遠い昔、6世紀以上前には、私たちの祖先の生活には輝かしい色があった。ある人物が、この人物は五角形で名前は諸説あり、その彼が偶然にも色を作り出す成分と方法を発見した。
とはいえ問題は長さよりも、辺の長さが等しいかどうかなのさ。それはフラットランドの社会生活のすべてに影響があるし、基本的な事実として図形の辺を等しくさせる意志を自然法則は持っている。
あなたには光と影を認識する目がふたつあるだろう。そのことで遠近感を備えているし、様々な色彩を楽しむこともできるよね。あなたは実際に角を見ることができて、素晴らしい3次元の世界から円周をまるっきり観察することさえできる。
そんな能力に恵まれているあなたに、フラットランドでお互いの形を識別することの難しさをわかっていただけるだろうか?
兵士階級の尖った三角形が手強いのなら、私たちの世界のご婦人がさらに手強いことは簡単に予想できるだろう。兵士がクサビだとしたら、ご婦人は針なんだから。いわば全身が、少なくとも2つの先端は点になっている。
これを読んでいるあなたの世界と同じように、私たちの世界にも東西南北という4つの方位がある。
太陽などは存在しないからスペースランドのように天体から方角は判断できないけれど、私たちなりの方法がある。
フラットランドは2次元の世界だ。
私たちはこの世界を「フラットランド」とは呼んではいない。
しかし、その方がこの本を読んでいる読者、つまり、あなたにこの世界の特質をわかりやすくお伝えできると思う。
スクエア(三角形)にスフィア(球体)が現れて、「お前は2次元の夢を見ているんだ! 3次元に目を覚ませ!」と誘ったように、スフィアにテセラック(超立方体)が現れるかもしれません。
「現実だと確信していたものが夢だったことはないか、ネオ? その夢から目覚めることができないとしたら? 夢と現実の世界を、どうやって区別する?」
この世界には「有る」ものだけが、有る。例えば、僕の携帯番号を聞かれて、ある番号を伝えました。発音が悪くて、1が8として、伝わってしまいました。
その伝達において決定的な間違いが起きたんです。彼は僕の電話番号を知っていると言えるでしょうか?
『フラットランド』
次元についての解説部分で、こんな疑問について解説しています。
「鏡の向こう側の左右は反転するのに、上下が反転しないのはどうして?」
この疑問の答えは、とてもカンタンです。