loading...

最新の記事

最新の記事
第13章 多次元の冒険 ラインランド

私の目の前には、たくさんの短い直線があった。当然、それはご婦人だと私は考えたのだが。その線の間には、さらに短く光る点がちらばっていた。そのすべてが1本のまっすぐな線の上を、私が見る限りでは同じ速さで動いていたのだ。

フラットランド 第1部 この世界

第1部 この世界 そして 第2部 ほかの世界

第12章 フラットランドの聖職者による教え

円の教義は簡単に言ってしまえば、「汝自身の形に注意しなさい」ということになる。政治、教会、道徳、いずれにしろ彼らの教えは個人と集団における形の向上を目指すものである。もちろん、その中で円はもっとも特別な形であり、その他のすべての形の上に立つ。

第11章 フラットランドの聖職者

これまでフラットランドについてとりとめもなく説明してきたが、もうそろそろ話の核心について、すなわち、私がスペースの神秘に触れたときのことを話していくことにしよう。これこそこの手記のテーマであり、これまでの話はすべて前置きにすぎないのだからね。

第10章 フラットランド色彩暴動の鎮圧

世界色彩法案をめぐる騒乱は3年間も続いた。最後の最後まで、秩序のないやつらが勝利するかと思われていたようだ。

第9章 フラットランド色彩法案とは

簡単な色の認識によって生活上の困難を克服できるようになり、もはや両者は同等なのだと。視覚による認識技術を「独占的な技術」として禁じるべきだという意見もあった。資格による認識、数学、触覚の研究に対しての寄付も禁じるべきだ、という声も出はじめた。

第8章 古代フラットランドの色彩技術

そりゃあ、退屈でも当然だろう。

景観も歴史的な作品も、肖像画、花、静物画、あらゆるものが1本の線で、違いは明るさと暗さの度合いくらいなのだから。

ずっとそうだったわけではない。歴史が正しく伝わっているのなら、かつて遠い昔、6世紀以上前には、私たちの祖先の生活には輝かしい色があった。ある人物が、この人物は五角形で名前は諸説あり、その彼が偶然にも色を作り出す成分と方法を発見した。

第7章 フラットランドの不正規図形

とはいえ問題は長さよりも、辺の長さが等しいかどうかなのさ。それはフラットランドの社会生活のすべてに影響があるし、基本的な事実として図形の辺を等しくさせる意志を自然法則は持っている。

第6章 フラットランドの視覚による認識

これから私のスペースランドではどのように視覚でお互いを認識するのか、について解説していこうと思う。

第5章 フラットランドでお互いを認識する方法

あなたには光と影を認識する目がふたつあるだろう。そのことで遠近感を備えているし、様々な色彩を楽しむこともできるよね。あなたは実際に角を見ることができて、素晴らしい3次元の世界から円周をまるっきり観察することさえできる。

そんな能力に恵まれているあなたに、フラットランドでお互いの形を識別することの難しさをわかっていただけるだろうか?

第4章 フラットランドのご婦人

兵士階級の尖った三角形が手強いのなら、私たちの世界のご婦人がさらに手強いことは簡単に予想できるだろう。兵士がクサビだとしたら、ご婦人は針なんだから。いわば全身が、少なくとも2つの先端は点になっている。

第3章 フラットランドの住人

フラットランドに住む人々の幅、長さはそちらの単位でだいたい28センチほどだ。30センチ以上もあれば、かなり大きなサイズといえるかな。

1 8 9 10 11 12 18