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> 認識は光だ。

……これはある記憶からの昔話。

となり村に神様と話すことのできる女性がいる、そんなウワサを聞いて、年老いた神父がやってきた。彼は、その怪しげな女をひどく疑っていたので、それが嘘なのだと皆の前でなんとか証明したかったのだ。

「私の最大の秘密を尋ね、答えられない場合、神様であるはずなどない」

彼が広場に出ると多くの村人たちが集まり、彼女に質問をしていた。

彼女はひとりひとりに対して、丁寧に答えていた。それを見ながら、彼はひたすら自分の順番を待った。そして、やっとそのときがきた。

彼は一歩、前に出ると聞いた。

「では、次は私の質問に答えてもらってもいいかな?」

「いいですよ」

「どんな質問でもよいのかな?」

「いいですよ」

「では、答えていただこう。私がかつて神学校時代、
 『あなたに懺悔した罪は何でしたか?』
 と聞いてもらいたい。できるだろうか?」

「いいですよ」

では聞いてみますね、と彼女は静かに目を閉じた。

そして、すぐに答えた。

「忘れた」

と。

そのあっけない答えを聞いて、まわりの村人たちはどっと笑った。

しかし、ただ一人、年老いた神父だけは

涙を流しながら、感謝していた。

そして、もう、永遠に、自分をゆるした。

……これはある記憶からの昔話。

そして、あなたの人生の物語。

……。

ゆるす、という言葉の意味は、

「そんなら、許してやるよ」

「不満だけど、大目に見とくね」

「しゃあない、見ないでおこうか」

……という意味ではありません。

世界には諸々のバラバラな断片が散らばっています。

それを、統合する点はどこにあるのでしょうか?

点は、その定義上、この宇宙の中には存在できないものです。

宇宙の外にいる自分が、この世界を統合する点を創り出します。

その意味からも、ゆるすということは、

他の誰かや他の何かに対して起きることではなくて、自分に起きることです。

それも、今の自分に。。。

これは何かの存在を非存在、「アラズ」と否定するアイデアではありません。

むしろ、逆、です。

あなたが「分離は幻想だ」と、いくら必死に信じようとしていたとしても

必死に見ないようにしたとしても、

時間は幻想なんだぜ、という信念を代替しようとしても、

まあね、「過去」はあった。

そして、きっと、「未来」もある。

この世界で、

僕たちは誰もが、自分が「今」いると「思っている」場所から始めていきます。

目の前にある世界。

「そこにある」と信じているものは、やっぱり「そこにある」のだから。

だからこそ、そこから始める。

では、どう始める? という部分が大切です。

過去への後悔、そして、未来への不安。

今ここにある、その罪悪感。

それをどれだけ長い間、握りしてめてきたかは、まったく関係ありません。

今、手放すかどうか? それだけ。

今この瞬間がパワーの中心で、今何を選ぶかがこの人生を創っています。

だとしたら、今、手放すかどうか? ただ、それだけ。

自分を変える旅から、自分に還る旅へ。

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星の王子のこと(3)2017年3月3日
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