
ここから全体性をみつめる、例えば、
世界を包みこむシンボルがあるとする。
これ以上、大きくできないほどの弧の内に
ありと、あらゆる、すべてがあるとする。

すると、これは何だろう?
― やっぱり、宇宙、でしょうか?
今も膨張し続けるこの宇宙の外にある”何か”は?
この◯がすべてで、◯の外には何もないとしたら、
この◯の内にすべを含むとしたら、マッキーはそれを何という?
― うーん(汗)すべての空間?4次元とか?
3次元の空間は、このすべてのほんの一部だよね。
4次元であれば、5次元はその外に出てしまう。
― さっぱりわかりません。イジワルな問いですね。
いいんだ(笑)これは絶対に定義できないことだから。
このシンボルはすべての源なんだ。
仮に、ソースと呼ぼう。その方が便利だから。
このソースは唯物論ではけして理解できないものになる。
もし、これが物質だとしたら、ふたつに割ることができるよね。
逆にこれを2つ並べて、もうひとつの◯を足すこともできる。
ソースの定義は、すべて。それだけだ。
とすると、それは足すことも引くこともできないし、
増殖も分割もできないものになる・・・
すべてに数や名前、境界線というものがあるわけがない。
すべてにははじまりもなければ、終わりもない。
では、それはどんなカタチになる?
― 形而上のものですから、きっと形ではないと思います。
じゃぁ、今手元にあるこのカップは一体、何なんだろうね?
これは哲学についての話ではないよ。
一体、私たちが体験しているこの世界は何なんだろう?
目に見えるし、触れることもできる。
― 一体何なんでしょう?唯物論ではたどり着けないということだけはわかります。
ソースの視点で見たら…
― ソースという言葉で思いついたのですが、
プログラムのソースと同じですね。
実は僕は元々、システムエンジニアなんです。
システムで起きることは、
パソコンのハードディスク内で起きる変化ですから。
それは情報の変化であって、
何かが増殖するわけでも、分割するわけでもない・・・
それはいい例えだ。
そして、頭も、いってみれば精密なコンピューターだよね。
私たちはそれを、毎日のように体験している。
― まるで、夢みたいですね・・・
そう。一夜の夢と同じ性質を持っている。
夢をみるとき、そこで何を手に入れようと、
ケガをしようと、目が覚めたら何も変わらないと同じことだ。
それは意識の体験なのだから。
私たちは物質の中の一部に、意識が宿ると世界をイメージしがちだが、
ほんとうのことは意識の中に、物質化するものがあるということ。
ソースは意識と同じような性質を持つものだからね。
この仕組みさえわかっていれば、
ソースの内で起こることも、大元の背景がみえてくる。
― 以前本で読んだ、タオの概念と似ているように感じるのですが・・・そのようなものですか?
色々な名前で呼ばれているね。
名前が何であっても、それらは同じものだ。
すべてのことは、たったひとつのものからやってくる。
この尻尾だけをつかめば、あとは忘れてしまってかまわない。
― ・・・・・・。
1月






About the Author:
本名:牧野内 大史(まきのうち ひろし)友人たちからは「マッキー」と呼ばれている。心理コンサルタントとしてイメージ療法を取り入れた講演、ワークショップなどを全国で展開。現在は自然豊かな長野オフィスにて、多くの人たちが「自分らしく生きること」をサポートしている。著書には、「人生のシナリオを書き換える イメージの法則」などがある。