もしも、あなたが日々の忙しい生活の中で ふと空を見上げ
そこはかとない「なつかしさ」が湧き上がってきて不思議に感じたとしたら……

もしも、あなたが日々の忙しい生活の中で とてもかすかな
「こんなはずではない」という声が自分の内に響くのを聞いたとしたら……

もしも、あなたが日々の忙しい生活の中で 自分はいったい何者なのだろう?
そして、どこからやって来てどこへ行くのだろう?

素朴で深遠な問いに対して、心のどこかでずっと答えを求めてきたとしたら……

夢見は……

あなたの問いに付加的意味としての答えではなく、
答えそのものを直接的な経験として与えてくれる。

……さて。

2015年のスタートに、「夢」をテーマに書き残しておきます。心理学や脳科学でも、その全貌がまだまだよくわかっていない「夢」という現象。古来より、人間は神秘的な「夢」の持つ数々の側面に対して、ときに熱く語り、ときに知的好奇心をもって探求し、ときに理論や理屈をこねくりまわしてきました。

夢の学術的な扱いについては、フロイトあたりからが有名でしょうか。夢をフロイトは病的なものとして解釈し、過去に起きたトラウマと定義しました。後に、弟子のユングは過去の夢を「今現在に起きている夢」として再定義し、創造性を見出して集合的無意識(コレクティブ・アンコンシャス)や元型(アーキタイプ)という理論へとつなげていきます。

ユング以後の夢探求の広がりは、個人的にはかなり面白い話題ではありますが。取り敢えず置いておきましょう。ここでは「夢を解釈する」というよりは、パーソナルパワーのひとつの可能性として「夢を活用する」という方向へフォーカスして、お話していきます。

アインシュタインがいつもベッドの横にメモ帳を置いていたというのは、有名なエピソード。
これ、夢で得たアイデアを記録するためでもあったそうです。

古今東西、夢と創造性まつわるエピソードは数え切れないほどあります。
ざっと挙げただけでも、いくつか聞いたことがありませんか?

マハトマ・ガンジーはローラット法案に対する反応を非暴力とするアイデアを夢で受け取り……ケクレは原子でできた蛇が自分の尾を口でくわえている夢からベンゼンの円環構造のアイデアを発見……シンガーはミシン発明で重要な仕組みの部分を、夢の中に出てきた戦士が持っていた槍の穴から発想……画家のサルバドール・ダリは、自分が見た夢をキャンバスに描くことで、数々の幻想的な作品を創作……歌手のビリー・ジョエルがある朝目覚めると、彼はそれまで夢の中で聞いていた、新しい曲を歌っていた……数学者のポアンカレはある式が解けずそのまま居眠りすると、学生に正しい解き方を教えている夢を見て、起きるとすぐその答えをメモした……。

・・・夢は発見や創造について、言葉による講義形式での教えではなく、理解を実際の経験によって促してくれているようです。

それは変容意識。

スタンフォード大学で行われたある研究では、学生に1週間、自分の見る夢を記録させました。眠る前に自分の抱えている問題を設定し、それについて答えを求めてから眠ったのです。

すると、学生の半数は問題に関する夢を報告し、3人に1人が明らかに自分が設定した問題への 答え だと受け取ることができる夢を見ました。実際に参加したある学生は、この答えから自身の進路を変えたといいます。

実は、うまくいっている会社の経営者や有能なビジネスマンたちも、かなりの確率で意識的に「夢を活用すること」を行っています。けれども、それをむやみやたらに語ることは絶対にありません。

そりゃそうですよね。

もし、「僕は夢から経営に重要なメッセージを受け取っているんだ」と言ったら、ほとんどの人は「こいつヤバイな〜」と深刻な信用問題になりかねません。「夢なんかで大切な決断を下されてたまるかよ!」関わる人たちもそのように思う方が自然な反応でしょう。

実際に僕は過去に、経営者向けの夢見をテーマとしたレクチャーを行ったことがあります。多くのビジネスに携わる方々が、このような夢に対して大変興味を持たれているという事実に、逆に驚かされました。ただ、ほとんどの方はその内的体験を誰かに語るという機会もなく、ずっと独自の方法を模索してきたということでした。

僕たちにとって、子どもの頃に 自分が見た夢 について語るのは別に特別なことではなくごく自然なことでした。けれども、大人になるにつれ、夢について話すことはほとんどなくなっていきますよね。それはあくまでプライベートな、閉ざされた経験となっていきます。

これは、眠って見る夢も、起きて見る夢(願望)についても、同じなのかもしれません。

ほとんどの人にとっての、夜見る夢は取るに足らない、起きたら一瞬で忘れてしまう、どうでもいいイメージなのでしょう。もし、夢について語るとしたら、それはあやしいテーマになりがちです。夢見、未来予知、幽体離脱、アカシックレコード、エーテル体やらアストラル体……それらの情報はマユツバでオカルトな雰囲氣がありますし

実際、そんな情報ばっかりです(苦笑)

でも、その玉石混交っぷりに食べず嫌いにならず、自分の生活に役立つ可能性を開いて、もっと自身の夢について話す機会が フツー に増えるといいなぁ、と僕は思っています。

中には、「オレは夢を見ないよ」という方もいますね。

実際に探求をはじめてみると、それは「実際は夢を見ているけれども、それをおぼえておくことができない」という状況であることが多いようです。

夢見をステップで見ればこんなイメージです。

夢見

僕がまず提案することは夢を記録すること(夢日記)。

何を記録するのか? 例として5つの視点を挙げておきますが、大切なのは「記録する意図で用意した一冊のノートを枕元に置いている」ということです。この意識だけで、自然と夢を見たという記憶が増えていくはずです。

★ キーワード :登場した物や人、カンタンな話の流れなど、短い言葉の羅列でかまいません。なれないうちはすぐ消えてしまう残像のような記憶でしょうから、メモのような形で、出てきたキーワードで書き留めておきます。

★ シンボル :手書きのノートの利点はこれ。ときには図形やイラストを使って、言葉で表現できない感覚もカタチや質感として書き留めます。

★ エモーション :感情。夢日記をつけはじめた人の多くは、しばらく悪夢を見ることが多いといいます。特にそういうとき、僕は彼らから「その夢から感じたこと」を聞きます。その夢のそのシーンにおいて、自分は嬉しかったのか、怖かったのか、悲しかったのか、こうした感情は夢見においてとても重要な視点です。

★ スコア :夢の鮮明度を1〜10のポイント制で記録します。たとえば、非常にリアルで詳細に見えた夢は10〜8とし、ぼんやりしていたり色の無い抽象的な夢は1〜3というように、自分なりに段階を設定しておくと、記録しやすいです。

★ タイトル :最後に、見た夢に短いタイトルをつけておきます。「自分でこの夢にタイトルをつけるとしたら?」と考えることで、夢の部分から全体や、大切な象徴的イメージがあらためて見えてくることがあります。

こうした5つのうちの、いくつかを選んで、テキトーにつけていくのがコツです。もちろん5つ全部でも、自分なりの新しい項目でもかまいません。ただ、よくあるビジネス手帳などのようにあまりカチッとしたテンプレート化、決まった書式化しない方が自由でいいでしょうね(個人の好みです)。

携帯電話を目覚まし時計の代わりにしている人は、そのメモ機能でつけるという方もいますし、落書きのようなイメージで直接紙に描いて記録したいという人もいます。

こうして夢を見ていくと、ある日、特殊な状態に入ることがあります。

それが、「明晰夢」と呼ばれる、自分が夢を見ていると氣づいた夢。。。

この続きは、こちら。

★明晰夢の探求(2)てっとりばやく「明晰夢」を見る方法。

★明晰夢の探求(3)自分のイメージに触れる体験。

★明晰夢の探求(4)夢を変容させる = 未来が変容する。

★明晰夢の探求(5)人生はドッキリなのだよ。

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★アルケミー:夢見の技法と明晰夢の探求(1)2015年1月22日
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