
”花が地球に現れる前、世界は一色だった・・・”
カナダの古生物学者 デイル・ラッセル
花が地球上に現れたのは、
今から約1億3000万年前の白亜紀といわれています。
地球のすべての歴史を1時間とすると、
これは、今から90秒前に相当するとか。
ともかく、それは起こったのです。
アルカエフルクトゥス。
すこしイメージしてください。
その花は、ちょうど今のスイレンのような形態。
色も今ほど鮮やかでなく、緑といえば緑、黄色といえば黄色、
そんなくすんだ色で、はなびらもほとんど見当たらない、、、
正直にいえば、お世辞にも美しいとはいえない、
その小さな花は天に向かって咲き、
すぐにしおれて枯れてしまいました。
この花の命がけの表現も、
あまりに一瞬のできごとで、
誰も氣づきもしなかったでしょう。
しかし、この出来事はひとつのサインでした。

一色の地球が、色にあふれた場所になる、
その「準備が整いましたよ」という。
その後、歴史のたった90秒間で、
花という存在は飛躍的に拡がり続け、それまでの
シダ類よりもはるかに多い23万種以上に増えました。
花から複数の色を受け取った初めての生物。
地球で色を初めて認識したのは、昆虫だといわれています。
地面をはいまわっていた彼らは、羽を持ち花粉を運びながら
やがて自身も色どりながらチョウやハチに進化していきます。
彼らは花から色をサインとして受け取りました。
地球上の生物が命の奪い合いや競争だけではなく、
互いに協力という新しい次元の関係を結ぶ
その「準備が整いましたよ」という。
花には、植物が到達することのできる
最も高次の表現があります。
そこには地球の愛と創造性のすべてが体現されています。
花をみて、あなたがただ美しいと感じたら、
それは新しい次元の扉を開いていくサインです。
花は、いつでも準備のできた人のもとにやってくるからです。
自分が誰であるかを思い出す、
その「準備が整いましたよ」という。
あなたが花を誰か大切な人から受け取ったとき、
もしくは誰か大切な人に花を贈りたいと感じたとき、
その瞬間は「準備が整いましたよ」といっています。
太陽に向かって花びらを開き、魅力的な香りを拡げ
ある日、花はこのようにいいました。
「あなたの内に、わたしを感じてください。
わたしの体現する愛と喜びの光を。
ただ在るだけで素晴らしいというこの氣づきを」
新しい一年、あなたのこころが開花する
色とりどりの花にあふれた庭園でありますように。

1月






About the Author:
本名:牧野内 大史(まきのうち ひろし)友人たちからは「マッキー」と呼ばれている。心理コンサルタントとしてイメージ療法を取り入れた講演、ワークショップなどを全国で展開。現在は自然豊かな長野オフィスにて、多くの人たちが「自分らしく生きること」をサポートしている。著書には、「人生のシナリオを書き換える イメージの法則」などがある。